今回のテーマは「高張力鋼鈑」です。最新の自動車は軽量化のため軽くて硬い外板パネルが採用されています。この鋼鈑はハリがあって、しなりがないため、強い力や過度な熱が加わるとダメージが広がりやすく、修復に非常に時間を取られてしまいます。溶接機メーカーなどは新しい溶接機を導入しなければいけない!と一生懸命啓蒙活動をしています。でも、今ある工具にちょっとプラスアルファして簡単に修理ができるなら一番いいですよね!それには高張力鋼鈑の特性を知ることが一番の近道です。
今後、何十年分の作業時間を短縮させるためのヒントが必ずあります。私たちも満足していただけるクオリティを維持していけるよう企画いたしますので、ぜひいらしてください。
高張力鋼鈑と普通鋼鈑の特性について実状を把握し、知識の整理と実技講習により、修理に有効な製品の選択と修理手順の確認を目的とします。
内容:
㈱サクラの紹介 ①講師紹介
【座学】 ①高張力鋼鈑、その特性とは? ②なぜ直しにくいの? ③今ある道具で直す方法とは?
【修復実習】①実験パネルを使っての修復実技 ②ひずみを広げずに直す! ③ペコペコを直す!
【質疑応答】
講師:株式会社サクラ 田中氏
協賛:G&Tジーアンドティー
・車を使っての実作業でワッシャーを大量に使ってハンマリングによって作業範囲が広がったように感じた。
・早い時期に会社で応用してみたい。