塗り替え時期
建物を新築してから年数を経るに従って、時間が経てば経つほど徐々に塗料の皮膜(塗膜)が劣化していきます。その様子は私たちが年を重ねるごとに肌が衰えていくのと同じです。

また季節を通じて気候の穏やかな場所と湿気や雨風が多い所とでは、塗膜の痛み方や痛みの進行具合も変化します。特に新潟の場合、海に近い為、潮風と西日の影響を受けやすく外壁の痛みは早いようです。また四季を通じて湿気が多い為カビが生えやすく、冬は気温が下がり、外壁の中に染み込んだ水分が凍って爆裂しているお家も多いようです。

最近は冬に道路の凍結防止剤を撒くため、海の近くでなくとも全般に鉄部のサビも進行が早いようです。

また、工場の煙や自動車の排気ガスが多いと汚れの進み具合が早くなります。

日本の住宅の耐用年数は、統計によると一般的に約30年と言われており、外壁塗装の塗り替えサイクルは8~13年と言われています。そのため住宅の一生の間に、2~3回の塗り替えが必要になるのです。

塗装されている塗料の特徴やグレードによっても異なりますが、このサイクルで塗り替えると、予算的・工期的に見て最も効率的な塗り替えができると同時に、建物の美観を保つことが出来ます。

塗装工事写真1

塗り替え時期はいつ頃

塗り替え時期と季節
限られた季節はありませんが、一般的には梅雨と冬季は避けたほうが良いと言われます。しかし、梅雨時期や冬季でも下地が乾いており、天候がよければ施工はできます。工期は夏場に比べ延びてしまいますが、最近の新潟市では冬場に塗装できる天気が増えてきました。逆に1~2月頃は業者も比較的暇ですから、それだけ丁寧な仕事をより安く施工してくれるはずです(決して普段、高くて手を抜いているわけではありません、ハイ)。ただ天候が安定しているという意味では春・秋季が一番適していると言えるでしょう。

塗装工事写真2

塗り替えの必要性
建物はいつも雨や風、太陽からの紫外線、雪などの外部環境から、私たちを守ってくれています。その建物の外部にはモルタルやサイディングボードなどの丈夫な外装材で覆われています。でもこの外装材も、実は、ペンキによる薄い「皮膜」によって守られているのです。そしてその「被膜」にも寿命がある為、塗り替えの必要があるわけです。つまり、塗料はただ建物の外観を奇麗にするだけではなく、私たちのお家を守ってくれていたわけです。
建物はいつも雨や風、太陽からの紫外線、雪などの外部環境から、私たちを守ってくれています。その建物の外部にはモルタルやサイディングボードなどの丈夫な外装材で覆われています。でもこの外装材も、実は、ペンキによる薄い「皮膜」によって守られているのです。そしてその「被膜」にも寿命がある為、塗り替えの必要があるわけです。つまり、塗料はただ建物の外観を奇麗にするだけではなく、私たちのお家を守ってくれていたわけです。

塗り替えのタイミングを逃してそのままにしておくと、水分が浸入し、外装材を傷めてしまうことになります。症状が進むと塗料を塗るだけでは済まなくなり、壁を張り替えたり、最悪の場合、壁の内部に水分が浸入し腐ってしまうこともあるようです。

脅かすつもりはないのですが、修繕の度合いによっては費用が大変高額になることもありますので、早めの塗装によるリフォームをお薦めしています。

一般にリフォームの代金は、【塗装】→【腐食部位の交換】→【張り替え】の順番で予算が高くなり、工事期間も延びていきます。つまり、塗り替えリフォームは大事なお家を手術しなくてすむようにするための定期メンテナンスなのです。