塗装依頼時の注意点
普段塗装会社と直接関わる機会はあまりないでしょうから、塗装会社を選ぶときに悩んでしまうのは仕方がないことです。
家の大きさ・形が違うように、下地の状況や痛み具合によって、工法や材料の選定、金額も全然違ったものになってしまいます。

大事なことは、工事内容と見積もりが合っているかです。

「現在、下地の状態がどうなっていて、どんな処理方法で、何年持たせるために、何の材料をどう塗るのか」という内容を確認しなければなりません。見積もりとは、その塗装業者の工事方法に対する考え方が書いてあるものですから、できれば2~3社から見積もりを取り、どんな工事内容なのかを聞いてみることをお薦めします。
一番安い業者が最も良心的な業者とは言い切れず、高いから良い仕事をするとも限りません。結局の所、「信頼関係を築ける業者を選ぶ」事が一番大切なことと言えるでしょうか。

塗装会社選びのポイント
調査書診断書
建物も人の体も、年齢と共にしっかり健康管理をしていくことが大切です。そのためには、まずご自分で意識することが大切です。普段と違う症状が発見できたら、専門家に精密検査(診断書)してもらい、より良い治療法(工法・仕様書)を作成してもらうと良いでしょう。何処に何をどう処置すれば、どのくらい費用が掛かるということがわかります。

詳細書の提出
塗装工事に限らずリフォームでのトラブルの多くは、「言った」「言わない」等の、口約束によるものです。見積書はもちろんその他工事内容詳細書等細かく明記してあるか確認しましょう

訪問販売のウソホント
ある全国組織の塗装会社が頻繁に訪問営業をし、お家の塗り替え工事を高額で取っていた時期がありました。しかし、荒稼ぎ(?)した後、3~4年で全国の営業所を閉鎖し、撤退しています。彼らはアフターフォローをいったいどうするのでしょうか?訪問販売が悪いわけではありませんが、トラブルが多かったのは確かです。

契約を急がされたり、大幅な値引きを提示してきた場合は「なぜそうなのか」を聞いてみることが大切です。

比較検討
口約束は、 とにかくトラブルのもとです。簡単な工事の場合でも、金額に関わらず、必ず契約書を取り交わすことが大切です。「言った」「言わない」のトラブルをよく耳にすることがありますが、そんなことにはならないよう、工事範囲・金額・支払条件・工期など、外装工事の工事期間は家の条件などでまちまちですが、工事期間をきっちりと確認することが必要です。

また工事期間中の注意事項(洗濯・出入りなど)もよく確認しましょう。当然のことですが、着工前には近隣の方々にもご挨拶をします。(着工約1週間前)

工事期間中にあなたが疑問に思ったことなどはすぐに聞くこと、確認することが大切です。言いにくい事とかがあれば職人さんではなく担当の営業の方に言うほうがいい場合もあります。

また、追加がある場合には後精算にせず、その都度金額を確認した方がよいです。